池田昭のシリコーン入れ歯

入れ歯特有の悩みで快適な生活を諦めている人たちを元気にしてあげたい。
シリコーン入れ歯との出会いで「入れ歯の快適さ」にのめり込み、研究と改良、
治療に日々奮闘しています。

シリコーン入れ歯との出会い

2003年の冬の終わりに、瀬棚町という小さな町で歯科医院を開業することになりました。
そこでは、今まで得意としていなかった入れ歯治療で朝から晩まで格闘することとなります。
何とか入れ歯の痛みを軽減できないかと試行錯誤しながらたどり着いた技術が
シリコーン入れ歯を作る元となったのです。
一番最初のシリコーン入れ歯の患者さまは2005年12月。
入れ歯を入れたその瞬間に「これが次世代の入れ歯だ」と感じました。
その日を境に私はこのシリコーン入れ歯一本でやっていこう！と決意したのです。

探し求めていた入れ歯がついに見つかった瞬間でした。

シリコーン入れ歯とは

歯ぐきと接する入れ歯の内面に柔らかな「生体性シリコーン」を貼ります。
歯ぐきに吸着し痛みを生じにくくすることができます。

生体用シリコーン入れ歯の大きなメリット

※すべての症例で実現可能ではありません。
カウンセリング時に適切な治療を判断するため、違う入れ歯をご提案する場合があります。

入れ歯をお急ぎで作りたい方のために『スピード作製 1回通院コース』があります。
まずはレジン床の入れ歯を作り、あとからシリコーンを貼るという方法もあります。

入れ歯で悩んでいる人へのメッセージ

「入れ歯治療が上手な先生はどうやって見つけたら良いのでしょうか？」と尋ねられることが何度もあります。
探すべき相手は「入れ歯治療が上手な先生」ではありません。
あなたが探すべき相手は「入れ歯治療に一所懸命な先生」です。
この違いは行間を読んでほしいのですが、わかりやすく言いますと「入れ歯治療が上手な先生でも一所懸命にやらなければ…」ということです。

私がインプラント治療を一切行わない理由…
それは…

瀬棚町（現在はせたな町）での開業時代、入れ歯治療ばかりで
経営危機に陥り、一時インプラント治療を試験的に導入しました。あっという間に利益体質となりました。
「入れ歯治療なんてやってられない」と思ったのと同時に「この流れはまずい」と感じました。
インプラント治療の方が圧倒的に経営効率が良く、入れ歯治療が
疎かになってしまうと確信したからです。
そう感じる歯科医師は私だけではないはずです。

インプラント治療は全ての人ができるわけではありません。
特に入れ歯治療が困難な人はインプラント治療が不可能な場合が
多いのです。
入れ歯治療を必要とする人は決して居なくならないのに入れ歯治療を積極的に行う先生が少なくなってしまっては困ります。

そこで、入れ歯治療だけでも歯科医院が経営できることを世の中に証明するために2011年6月にコンフォート入れ歯クリニックを開業しました。

入れ歯は対象の患者さまを選びません。
手術を伴わないのでどなたでも入れ歯が作れます。
身体に対する不安はとても小さいのです。
入れ歯を取り換えたり修理がしやすいのも特徴です。
入れ歯が必要な人はあなただけではありません。

あなたの近所にも「入れ歯治療に一所懸命な先生」が必ずいます。
是非、そういう先生を見つけて相談されることをお勧めします。

コンフォート入れ歯クリニック
理事長　池田　昭

シリコーン入れ歯に関するQ&A